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油まみれの缶詰日記

(主に)オンゲのプレイ日記。不定期更新ですの。

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痛みの無い洒落たストーリー

リクエストっつかご褒美のDグレの神アレです。
理不尽な暴力でしか愛情表現出来ない神田と苛立ちながら切ない愛情を持ったアレンです。

そしてFF4の小説の続きが綺麗に浮かんでくれない&まとまらない。

たっけてー



会えない理由は判っているのに

-------------------------

また痣が増えてしまった。
先日コムイさんやラビ、その他大勢に注意されたばかりだったのにな。
仕方ないのでガーゼで覆って誤魔化す。
転んだことにしておけば渋々は納得してくれるだろう。


「…神田は何を考えているんだろう…」


苦しくて。苦しくて。
それでも嫌いになれないんだ。
いくら殴られても。蹴られても。
理不尽な暴力でも何故か僕は受け入れてしまう。


(これ以上ユウと関わったらアレンが危ないさ!)
(君は自滅する気なのかい?)


みんなの言う事は、すごくもっとも。
でも、それでも。
悪趣味と言われても僕はきっと神田を好きなんだろう。
暴力を振るわれても、それが僕だけにしかされないと気付いた時から。
何かおかしいけれど嬉しくて楽しくて。
あぁ、何だか意識が遠いな。
もうすぐ夕食なのに、身体が重い。
どうしてだろう?何かやったかな…?







「おい、アレン」


いつもはきっちり夕食の時間には食堂に顔を出すアレンがいつまでも来ない。
ジェリーの奴、ラビにでも頼めばいいのに俺をパシらせるとはいい度胸だ。
しかし扉を叩いても蹴っても反応が全く無い。
仕方なく開けてみるとぐったりと横になるアレンの姿。
ティムキャンピーがバタバタとアレンの上を旋回している。
持ってきた食事をサイドテーブルに置いて横たわるアレンを抱き起こす。
手から伝わるのは高熱。
息をするのも苦しそうで、ゼィゼィと喘ぐような呼吸を繰り返している。

ふと心当たりを思い出しそっと身体に触れた。

ビクリと反応する身体、痛みからか歪む表情。
熱の原因は多分俺が昨日蹴り飛ばしたからだろう。
いつもは受身を取るくせに不意を突かれたのか思いっきり何処かにぶつかっていた。
不器用な自分に嫌気が差す。
本当は大切にしてやりたい、いつも傍に置きたい、誰にも触れさせたくない。
それとは裏腹にいつもアレンには暴行を繰り返してきた。
なのにコイツは俺から離れようとしない。

こんな怪我から高熱を発しても、だ。


「チッ…」


とにかく急いで処置をしてもらわなければこいつの苦しみは終わらないだろう。
それは俺がもっとも恐れることにもつながる。
横抱きにアレンを抱えて…髪を引かれた。


「か、んだ…」
「黙ってろ、今医務室に」
「み、ず…のど…かわいた…」


その言葉で一旦アレンをベッドへ降ろす。
水差しからコップに水を注いでアレンに手渡そうとするが…ずるり、と手が落ちる。
頭を上向きに支えてやって飲ませようとしても中々飲み込めず、口の端から水が零れる。
少しでも苦しみを和らげてやりたい。
コップの水を口に含んだ。アレンは虚ろだが怪訝そうな目で俺を見ている。
水を口移しで飲ませてやる。
始めは俺の行動に驚いた様子だったが、水が飲めると判ると熱い舌を絡めてくる。
ねだる限り何回も繰り返し、水差しの半分が減った頃には荒い呼吸も落ち着いていた。


「医務室には…連れて行かないで…」
「そのままにしてもお前が辛いだけだろう」
「すきな、人から…もらったものを…消されたくない…」


傷だらけで熱まで出してそんな事を言うか。
無視してアレンを抱き上げると服を強くつかまれた。


「お願い…お願いします、神田…行きたくない…」
「…処置をするだけだ。それと」
「イヤだ…好きな人から貰ったんだ…行きたくない…!」


泣きじゃくるアレン。
仕方ない、意識も朦朧としているようだし何か書き残すか。
と、テーブルの上に便箋を広げた。
俺の動きが止まる。息も詰まる。

宛名は無かった。
ただ、自分の近況報告を書き綴っているだけに見えた。
だが一文で俺の目が止まる。



『僕は神田のやる事を全部受け入れるよ。
 やっぱりどうしても好きなんだ、殴られても蹴られても。
 死ぬぞって言われても神田に殺されるなら、、、案外本望かもしれない。
 神田は僕のことをどう思っているんだろうね。
 ちょっとだけど知りたいなぁ。無理だと思うけど。』



そこにそっと答えを添えた。
アレンの熱が引いたら、俺も少しは考えて行動するか。
死なせたくない奴が一人増えたからな。


数日後、俺は花を見舞いに持って行ってやった。
銀の目が泣きそうな目になったが、「手紙も読んだ、嬉しい」と微笑んだ。
すれ違っていたパズルが、やっと埋まった。


退屈を弄ぶ、神の暇つぶしはもう終わりだ。

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もう少しアレンを悩める乙女にしたかった。
が、可憐とか言っている以上これ以上乙女なのも…キモい←結論
読み直すと神田の方が悩んでるような…アレー
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ツナ。(白夜)

  • Author:ツナ。(白夜)
  • 音ゲー好きな引きこもり。
    家事をしながら暇を見てはPCで遊んでいます。たまに欝でいい加減にしろみたいなこと言いますが一時の感情なのでお気になさらず。
    ぶっちゃけヲタクなのでご注意。
    たまに小説投下するので更にご注意。

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