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油まみれの缶詰日記

(主に)オンゲのプレイ日記。不定期更新ですの。

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亡國覚醒カタルシス

いさじを見てたら小説を閃くと言う皮肉。
まぁGD2が単調で飽きたってのがあるんですがね…てへ(´ω`)
セイ恭です。
今回EROな予感なのでちょっと注意です。すいません。











僕じゃダメですか?

----------------------


その日は部屋の隅で泣いていた。
冒険者に見つかって助けてもらえると思ったら手酷く犯された。
「こんな場所に住んでるんだから相手にしてもらえるだけマシに思え」だって。
男ばかりのPTだったみたいだし、シャツ一枚の僕はいい捌け口だったんだろう。
グチャグチャのドロドロになるまで犯されて、全てに絶望したとき。


「何をしている、雑魚が」
「げっ、セイレンだ!」
「構うか!凍らせればこっちのモンだ!!」


戦闘を始める二人。
いっそ相打ちになってくれたら良かったのに、途中から乱戦状態。
結局PTの方はカトリーヌさんの大魔法で全滅。
気絶したはずの肉体をエレメスさんやハワードさんがなんか怒鳴りながら蹴ってる。
中途半端に助けてくれてさ。
あのままだったら僕は壊れて楽になれたのに。死ねたのに。
虚ろな目をセイレンさんに向けると部屋にまた閉じ込められてシャワーを浴びせられた。
新しいシャツを羽織っても、受けたショックは流されて行った訳でも消えた訳でもない。



「夕刻か。恭、食事の時間だぞ」
「っく…。」



きっと呆れただろう。
彼がこの部屋を出たらきっと僕を見放すだろう。
そうしたらスペアの剣で自害すればいい。
弟達には可哀相だけど、このままじゃ彼らも犠牲になるだけだ。
カツン、と離れていく足音。
そう、それで良いんだよ。

泣きすぎて腫れた目を少し擦って、剣の置いてあるベッド横に移動する。

鞘から重たい剣を抜くとキラリと刀身が光る。
が、予想以上に重く長い剣でどこに切っ先を定めればいいのかわからない。



「っ…、あ」



つきりとした痛み。
ポタポタと流れる血。
どこから出たのか判らないけど床に広がる血の面積で大きな血管を傷つけたのは判った。
だけども致命傷にはまだ足りないだろう。
刃の部分を両手で握り締めて切っ先を今度こそ首に定める。
ここを付けば、多分死ねる。



「ただい…!?」



突然視界に入ったのは白い髪の毛。
手元が狂い刃は鎖骨を滑り胸に浅い傷跡を残す。
カランと落ちた剣と鬼のような形相で迫るセイレンさん。
あぁ、今更痛い。
首がズキズキ痛む、触るとぬるりと滑った。



「死ぬ気だったんだろう」
「勝手でしょう」
「ふざけるな!お前を殺していいのは、好きにしていいのは」
「自分だけとでも言いたげですね」



核心をついたのだろう。
重い空気が二人の間に流れる。

と、突然抱き寄せられて首と胸の傷を舐められた。



「昼間の奴ら…"アレ"はもうここには来れないだろうな」
「…あぁ、僕を抱いた人たちですか」
「俺たち全員の怒りを買ったんだ、タダでは死なせない」
「嘘つき、愛してなんてないくせに」



いつも、いつもいつもいつもいつもいつもいつもいつも。
この人は「愛してる」なんて下らないことを言って僕を抱くんだ。
そんなこと思っても無いくせに、ウソつき。
そう思ったらまた涙が出た。痛い。



「ウソだけで…お前みたいなエサを大事に出来るほど器用じゃない」



冒険者たちは皆エサ。
なのに僕だけ特別。
他の人を攻撃しても僕を殺そうとしないこの人たち。
一体なんなんだ、感情がぐちゃぐちゃでわからないよ。

血の止まらない傷口にそっと舌を寄せながら僕の全身をまさぐる。
昼間の奴らとは違って、なんだか優しい。
いやいやと首を振りながら押し退けようとするが力で適うはずも無く抵抗は打ち消される。
そっと性感帯を撫でられれば身体は勝手に反応する。
血に染まったシャツは半端に脱がされ、腕の所で引っかかってる。



「ひっ…や、だ…!」
「キョウヤ。」
「指いれな…んあぅ…」
「大丈夫、俺を見てろ」



根拠のない自信。
けれど縋るものはそれしかなくて。
熱い楔を挿れられるときも縋るしかなくて。
いつの間にか痛みは消えたけど、胸の中にはまだ空虚な気持ちが残る。

怖い、と呟いた。

俺だけに全部曝け出せば良い、と囁かれた。



「やぁっ!そこ…キラ…ひゃぁぁっ!!」
「嫌いじゃないだろ?特に俺にされると。」



ぐちゅり、と響く水音。
最終的に僕が気を失うまで、何回も何回も優しく抱かれた。


目が覚めたら生きてた。
首と胸にはガーゼと包帯が巻かれていた。
隣にはセイレンさんが僕を抱きしめていたであろう体勢で寝ている。
お互いに一糸纏わぬ姿で、気恥ずかしくてシーツに包まった。



「起きたか」
「…手当てするなら服も下さいよ…///」
「あぁ、忘れた」
「~~~~~~!!!」



自分は当たり前の様に服着始めるのに僕にはシーツ一枚しかない。
声にならない怒りを枕に込めて後頭部にヒット。
ぽすんと落ちた枕と同時に振り返るセイレンさんは少し間抜けな顔をしてた。



「今日は休みだから…うん」
「?」
「シーツしか被せられないのは訳があるんだ」
「だから、なんですか」
「昨日ので恭の服全部ダメになったから…その、作ろうかと」



訳の判らない言葉だったが根気強く聞き出してやっと判った。
いつも僕に着せてたシャツは自分のパジャマだったこと。
法衣が無いわけじゃないがサイズが合わないこと。
僕自身の洋服はすこし前に間違えて無くしてしまった事。
だから無理矢理休みを作ってなんとか外に出て服を調達しようと思ったこと。

全部聞いたら死にたいと思ってた僕がアホに思えた。
どの傷も必死に埋めようとする敵が愛しくて仕方なくなった。
多分、昨日までは認めたくなかった気持ちだ。



「あの」
「すまない、本当にすまない」
「聞けよ。1日だけなら女装も我慢するんで…一緒に行きます」
「ダメだ!お前を出すかどうかは俺が…」
「側にずっと居るんですから部屋だろうとどこだろうと関係ないと思います」



必死なわんこの様に僕にすがるセイレンさん。
実際服を調達出来たのはこの日の夜。
それまで僕は必死に女装をガマンして町に出ていた。


もう物を粗末にしないと誓ったのは言うまでもない。




----------------------

もう気持ちも粗末にしないよ。
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この記事に対するコメント


二人ともなんて可愛いんだ…!!
ところで、恭たん何の格好したんだろう!(*´Д`)
【2008/05/20 10:14】 URL | せしー #RLl0QffQ [ 編集]


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ツナ。(白夜)

  • Author:ツナ。(白夜)
  • 音ゲー好きな引きこもり。
    家事をしながら暇を見てはPCで遊んでいます。たまに欝でいい加減にしろみたいなこと言いますが一時の感情なのでお気になさらず。
    ぶっちゃけヲタクなのでご注意。
    たまに小説投下するので更にご注意。

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